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前略、親父殿 [Diary]

こんばんは。お久しぶりです^^;

私事都合で更新出来ずに、正確には更新する気になれずにいました。
まぁ、ここで取り上げるか否か考えましたが、やはり自分自身の記録として記事にしておこうと思います。


丁度今日(7月29日)で1カ月が経ちました。


6月29日に父が亡くなりました。


63歳、64歳の誕生日を目前に余りに早く逝ってしまった父ですが、最後の数年は自分の病気と闘い、
受け入れ、苦しみや痛みに耐えていただけに、もう苦しまずに済むと思うと不謹慎ですが良かったです。

えぇっと、ご心配頂くほど落ち込んでいませんし、苦しんでもいません。
ただ、ここで態々披露する事でもないし、49日までは喪に服すべきかな、なんて考えてのインターバルです。

父の事を書こうと思いましたが、特筆すべき事はなく、ただ真面目で子煩悩な良い父だったと思います。
本気で怒られた事は1度しかありません。それもうろ覚えです^^;

両親とは僕が成人してから疎遠で、晩年の父との思い出は殆どありません。
でも、父がどう思ったかは分かりませんが、息子としては臨終に立ち会えたのは幸いでした。


早いもので、僕も父親になって12年が経ちました。
気がつけば、3人の子どもたちの父親です。
長女と僕は27歳違いで、親父と僕の関係に近いです。
僕と父は25歳違いで、僕が中学2年の時の父と今の僕が同い年って事になります。
そう考えると、親父は若くてスマートで、カッコ良かったと思います。


どこが良いのか分かりませんが、お袋一筋の愛妻家で、非常に家庭的な父親でした。
本当に僕は親父の息子なのかって疑問に思うほど、温和で寡黙な男でした。

僕も、そろそろいい加減に”父”としての自覚を持たないといけない様な気はしてます。

成人してから、何となく気恥かしくて”親父(オヤジ)”と呼んできた僕です。


最後の日、約20年ぶりに”お父さん”と呼びました。
僕と親父にとって最後の”お父さん”です。

最後くらい、最後の感謝を伝える時くらい、カッコつけずにいこうと思いました。



39年間、本当にお世話になりました。

あなたの息子に生まれてきた事を感謝し、誇りに思います。

僕もあなたに負けない”お父さん”になれるよう少しずつ努力していこうと思います。

もう頑張らなくて良いので、ゆっくり休んで下さい。

さようなら。

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コメント 2

secretariat

Far-Eastさん
コメントありがとうございます。
何度も読ませて頂きました。

xml_xslさん、nikiさん
重い記事にも関わらず読んで下さって、nice!ありがとうございました。
by secretariat (2011-08-13 00:02) 

secretariat

ALBERTさん
コメントありがとうございました。
ALさんと同じで、ココであまり重い感じ出すの嫌なんで^^
by secretariat (2011-08-23 09:21) 

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